第13 『みつばちマーヤの冒険』盗賊の城砦

第13 盗賊の城砦 l☆Die Räuberburg

作 WALDEMAR BONSELS  絵 Franziska Schenkel


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◆Rotkehlchen ヨーロッパコマドリ

◆Hironymus 多足類 Tausendfüßler ムカデ

◆Hornisse  スズメバチ

◆Laufkäfer オサムシ

◆Star ムクドリ

◆Glühkäfer ホタル

◆Grillen コオロギ 


◇Holunderblüten ニワトコの花

◇Die Wiede ヤナギ


古い水樽の黒い水面に香りの良いニワトコの花の姿を映しています。

マーヤの上の方で愛らしく、楽しそうにさえずりるヨーロッパ

コマドリとは友だちになれないと思うと、寂しい景色に

思えてきました。

ムカデに出会ったマーヤ。ニワトコのさん形花に隠れました。

ムカデに興味を持ち色々とマーヤは質問します。ムカデが

すぐそこにスズメバチ集団が町を作っていることを教えると、

息も止まるほど驚きでその場をすぐに立ち去ろうしました。

でもスズメバチに捕まってしまい、牢に入れられてしまいました。

そこには、ハナムグリとオサムシが死んで転がっていました。

ホタルは囚われの身となり、明かりをともす役をしていました。

そしてスズメバチの女王が「明日夜明けの1時間前にシュロスパークの

ミツバチの町を攻撃する」と言っているのを聴いてしまします。

声上げて泣きそうになりました。

「私の国、私の故郷が!」胸は絶望感でいっぱいです。

広間のホタルの明かりは消え、食べられてしまいました。

牢に夜明け前のかすかな明かり差し込んできました。

外からはコオロギの夜の歌が聞こえて来ます。


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